ヒアルロン酸を溶かす製剤充実させています。それは安全のために
最近時々聞くこの質問
ヒアルロン酸溶かす製剤ご用意されていますか?そのことも込みでヒアルロン酸注入を考えたいのです。
ヒアルロン酸製剤を扱っているのだから、溶かすことも考えるのでヒアルロン酸を溶かす製剤を置くのは当たり前のことなんですが心配される方もいらっしゃるのです。
一つは、少数だとは思いますが溶かす製剤を置いてなかったりするクリニックさんがあるそうなんです。(なんともびっくり)
また、美容医療での知識がついてきて安全管理のために確認をされる方もいらっしゃいます。(これはいいこと!)
先日アメブロにも記事載せています。
ヒアルロン酸溶かす製剤用意してますか?もちろんしてます!笑 | Dr.Junの美容医療な日々 (ameblo.jp)
ヒアルロン酸注入を行うのに、ヒアルロン酸を溶かす製剤を用意するのは絶対に必要です。
意図せぬアレルギー反応が出たり、血流塞栓の疑いなど、早急に対応するための処置にも絶対に必要です。
また、遅延性のアレルギー反応が出るリスクだってあり得ます。
私は、ヒアルロン酸注入治療をたくさん行っているので、アレルギーの出てしまった患者様には症状が無くなるまで、必要ならば何度でもヒアルロン酸を溶かしたり内服などでコントロールしています。
その結果、アレルギーは大変だったけど
先生に治療してもらえてよかったとお声を最後は頂いてます。
(アレルギーが出てしまったのは悔しいですが)
技術はもちろん大切で
値段も安いほうがいいに越したことはありませんが
けれど、美容医療でも
何かあった時は、しっかり対応してくれる先生っていうのが一番大切ではないかなあと思います。
そういえば、自分が昔
どんな医者になりたいですか?
と質問された時
自分がもし治らない病気だと伝えられたとしても
この先生ならば一緒に頑張って病気と向き合えると思ってもらえる医師になりたいなーと答えていたなと思い出しました。
当院には、ヒアルロン酸を溶かす製剤として
ヒト型、ヒツジ型用意していますし、使用期限も必ず守っています。
また、ヒアルロン酸だけでなく
アナフィラキシーショックなどの緊急時に対応する製剤も用意してます。
(当たり前だけど)
また危険管理として非常口もしっかり確保してますし、何なら4階からすぐ逃げれるはしごも用意しようかな
(災害にそなえて)
とか思っています。
さあ、今年もあと少しです。
今日はとても寒いのでみなさまお気をつけてお過ごしくださいませ。